一般社団法人 日本フィトセラピー協会


ボランティア活動について

ボランティアをしたいと思う気持ちの根底には「他者への思いやり」と「自尊心」があります。身の回りの人をはじめ、地域社会との関わりをもつとともに、自分自身のやりがいや自己肯定感を高めてくれるものです。

皆さんがハンドケア(フィトセラピー)を通じてボランティアをする時、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。このページでは、下記のようにハンドケアボランティアの基本的な考え方、心構えなどをご説明します。

・自主性、主体性をもちましょう

ボランティアは他者に強制されたり、義務感や惰性でするものではありません。
どんなに親しい人や大切な人であっても、ただ漫然と奉仕する行為はボランティアとはいえません。 自分で望み、考えて行うものです。

・原則無償ですが、自分のためであり、他者のために行うものです

厚生労働省が示すボランティアについての資料では、下記のように言及されています。

「活動の担い手にとっては、自己実現への欲求及び地域社会への参加意欲が充足される。 また、活動の受け手にとっては,社会参加が促されるとともに公的サービスでは対応し難い多様な福祉需要が充足される。」(国民の社会福祉に関する活動への 参加の促進を図るための措置に関する基本的な指針 より)

原則無償の行為ではありますが、「役に立てた」「必要とされた」「感謝された」「心地よい時間を過ごせた」という達成感が得られます。
また、活動を通して築いた人脈やコミュニティへの参画は、大きな財産となり、利害関係のない者同士が協力しあう喜びを実感することが出来ます。

・創造性に満ちています

ボランティアは自由な発想で自主的に取り組むものです。
その人にしかない想い、多様なスキルを用いて、画一的なサービスや社会の仕組みにとらわれず、さまざまなアイデアを実践することが出来ます。

基本的な考え方、心構えなど

私たちは、ハンドケア(フィトセラピー)を通じて、触れ合うことで「心地よさ」を共有します。お互いが気持ちよくボランティア活動をするために、いくつかのことに気を配りましょう。

1.出来ないこと、嫌なことは止めましょう
ボランティアをするにあたり、ハンドケアの練習に努めましょう。自由な発想で自主的に行うものであっても、未熟さが容認されるわけではありません。
触れ合いの心地よさが損なわれないよう、練習を重ね、資格を十分に活かせるようにしましょう。 また、ハンドケアをしている最中も、触れてほしくない場所や、不快に思う触れ方は避けましょう。

2.信頼関係を築けるよう努めましょう
ボランティアが一方的な善意や、独りよがりな行為にならないよう、相手との信頼関係を築きましょう。初めて会う者同士である場合は、挨拶を忘れず、短い間でも自分を受け入れてもらえるように努めましょう。また衛生状況などにも気を配り、タオルや服装などは清潔感を欠かさないよう心がけましょう。 気難しく、素っ気ない態度をとる人がいても、最後までこちらが努力することを忘れないようにしましょう。

3.約束を守りましょう
相手と約束した時間、活動内容を守りましょう。やむを得ない事情で約束したとおりに出来ない場合は、必ず相談しましょう。 施設に出向く場合は、事前に打ち合わせをした上で、ボランティアの取り決めや約束事を確認し合いましょう。当日は施設の責任者やスタッフの指示に従い、先方の負担にならないよう気を配りましょう。写真を撮影する場合や、SNSへ掲載する場合は、必ず許可をとるようにしましょう。 また、ボランティア活動中に得た個人的なことは口外しないようにしましょう。

4.関係のないことをしない
ボランティアの最中に、極端に活動内容とは関係のない話をしたり、個人的なことを宣伝、吹聴することはやめましょう。政治、経済、宗教、スポーツといったような、個人的な主義主張でトラブルを起こさないように気を配りましょう。

5.リスクに備えましょう
ハンドケアは肌に触れる行為です。事故が起こらないよう、安全には十分に配慮しましょう。使用するタオルやオイルの衛生状況に注意し、万が一の場合に備えて保険へ加入しましょう。(フィトセラピー保険をご用意しています